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配達担当エリアの可視化・メンテナンスのデジタル化で、ドライバー1時間当たりの生産性が20%向上
大手運送会社様
ドライバーの配置を可視化して、無駄がないかを確認したい
今回のお客様は、従来からドライバーごとの担当エリアを配送センター毎で分割して、配達エリアの可視化をされていました。
しかし現場のドライバーの勘に頼ることも多く、本当に「この配達量・配達エリアにこの人員投入が最適なのか」がわからないことが長年 課題として存在していたとのことです。
そこで、電子的な地図情報を活用することで、勘や経験のみに頼らないシステムを構築し、担当エリアの現状分析や再配置(メンテナンス)をスピーディーに行いたいとのことでした。
ESRIジャパンの提案:基幹システムと連携し、配達エリアの状況を瞬時に図示可能なArcGIS
運送業の配達エリアのメンテナンス業務を課題として捉えていたお客様ですが、業務効率化を実現できそうなシステムがなかなか見つからなかったとのことでした。
というのも、配送データを地図に落とし込みたいものの、様々なデータを電子地図上に落とし込むことができるシステムがなかったため、お客様の希望するシステムを構築することができる会社がそもそも見つからなかったそうです。
そのような中で、地図情報システムであるGISを提供するESRIジャパンにご相談いただきました。
ESRIジャパンのArcGISは、特別な知識なしに誰でも扱いやすい操作性、数週間で導入可能なシンプルさを持ちながら(クラウド版の場合)、他社パッケージシステムでは困難な既存のシステムとの綿密な連携性・拡張性を持ちます。
各配送エリアの事情に精通した管理者・ドライバーが直接扱いやすく、素早い情報分析・把握、マネジメント判断・行動の迅速化を実現することができるようになります。
ドライバーの担当エリアを勘や経験のみに頼らずに、配達エリアのメンテナンスを行う際は、集配ルート最適化シミュレーションが重要です。
扱える変数が多ければ多いほど、複雑な多要素シミュレーションを行うことができるようになり、より現実的なアプローチで配送効率化を実現することができるようになります。
ArcGISでは、お客様の配達時刻から車両の固定費、変動費、稼働ごとのコストなど、お客様の基幹システム等と連携した上で、通常の配送効率化シミュレーションよりも細かな要素を考慮したシミュレーションを行うことができます。
現場で扱いやすいという点と共に、細かいデータを電子地図システム上に落とし込むことができる点も、ArcGISが選ばれた理由です。
ドライバー1時間あたりの生産性が20%向上
実際にシステムが形になった段階で、拠点ごとに現状分析、ドライバー再配置、配達エリアの最適化用途でArcGISをご使用いただくことになりました。管理部門が一律でルールを決めるのではなく、各エリアに詳しい事業所ごとのノウハウをメンテナンス時に反映させることも容易に行うことができる仕組みとなりました。
その結果、これまでのアナログベースの最適化に比べ大幅にドライバーの配達工数を抑えることができ、人件費の削減、人員の効率的配置につなげることができました。
さらにドライバー1時間当たりの生産性(配達効率)も、20%も向上させることができるようになりました。
「各拠点で誰でも使えるシステムで本当にありがたい」と感謝の言葉をいただき、ArcGISを業務に役立てていただいています。
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