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輸配送管理(TMS)に地図情報システムを付加、配送時トラブルを大幅減少
大手運送会社様
TMSだけではカバーしきれない、トラブル・災害時の輸配送管理
輸配送管理システム(TMS)を使って物流の効率化を図ろうとしていた大手運送会社様ですが、
どうしても回避できていなかったのが、事故による交通渋滞でした。
突然の豪雪や交通事故による交通状況がTMSに反映されなかったため、
現場がトラブル状況に直面してからルート変更を検討する、というプロセスとなっていました。
またルート変更を行う際も、現場にいるドライバーの直感に頼ってしまう部分があり、
効率よい配送マネジメントができているとは言い難い状況でした。
自社のTMSが持つ配送に係るデータを、リアルタイム性を持った地図情報と組み合わせたい
近年、輸配送管理システムを使われている企業様では
- ① データ活用による配車計画の最適化
- ② リアルタイム配送進捗管理
- ③ トラック輸送における実働率向上などの生産性アップ
が大きなテーマとなっており、
今回の運送会社様も同様の課題を抱えていらっしゃいました。
そのような中、ご担当者の方がインターネットで「地図情報 配送効率化」と解決方法を色々と調べていたところ、地図を使い情報の可視化や解析を行う地理情報システム(GIS)の存在を知るところとなりました。
拡張性が高く、導入しやすいArcGIS
GISについて調査を進め、比較検討を進めた中で、ESRIジャパンが取り扱うGIS製品「ArcGIS」を選定いただきました。ArcGISに決められた理由をお伺いしたところ、
- ① 既存のTMSと連携可能で拡張性が高いクラウド型GIS
- ② 素早いデモ環境の用意
この2点が決め手になったとのことです。
既存のTMSとも問題なく連携、さらに専門的なプログラム言語などを使わずに
比較的簡単に誰でも操作できるという点に魅力を感じていただき、導入となりました
SNSの緊急速報情報も含めたリアルタイムでの配送モニタリング
ArcGISによる配送エリアのメンテナンス、配送状況のモニタリング、配送ルートの生成等、実際にご利用いただくことで、さらにご満足いただけることができました。
特に運送会社様が課題としていた、事故や自然災害などの緊急時の交通渋滞に関しても、ArcGISではリアルタイムでのモニタリングを可能にしました。例えばSNSで事故状況や交通渋滞の投稿がされると、投稿された位置情報をArcGIS上に反映させることで、リアルタイムで交通状況のモニタリングをすることができるようになります。
配送時の路面状況の変化、災害トラブルによる影響が大幅減少
ArcGISを用いることで、過去の事故データ、現状の事故状況や交通渋滞を
可視化することができるようになりました。
さらにデータに基づいた配送エリアの最適化も行えるようになり、
特に緊急時での配送トラブルが、従来の3割ほどまで減少しました。
マネジメント、オペレーター側も配車の最適化やモニタリングでの結果、
ドライバーの方々に情報伝達をすることができるようになり、安心して配送することができるようになりました。
今後は、緊急時でもArcGISによってスムーズ・最適な配送ルートの再生成の実現を目指されています。
また配送先への納品受け入れ対応連絡もスムーズに行うことができることが期待できます。
物流・配送・ロジの課題をArcGISで解決したい方は、ESRIジャパンにお任せ
物流・配送・ロジ 地図システム 選定.comを運営するESRIジャパンでは、
これまでに多くの物流会社様にArcGISを導入し、物流・配送に関する
様々な課題を解決してまいりました。
ArcGISを導入することで、配送ルート最適化や配達センターの立地選定、
リアルタイムでの車両・道路状況の確認、配達エリア分析・メンテナンスなど、
様々な分析・シミュレーションを行うことができます。
「現状の配送管理に課題がある…」「リアルタイムでの配達状況をモニタリングしたい…」
こうした物流・配送に関するお悩みをお持ちの方は、
まずはESRIジャパンまでお気軽にお問い合わせください。
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