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リアルタイムな防災気象情報を活用して、現場管理者・運転者に運送経路上の危険通知を行い、運行管理・運送現場に対する注意喚起を実現

国内

大手運送会社様

課題
運行管理・運送現場において異常気象といった災害リスクにより事故の危険性が高まるときがあるため、リスク検知による注意喚起を行いたい
ソリューション
防災気象情報の把握により、リアルタイムな状況を地図で可視化して、運転者・運行管理には音声・メールでの通知による注意喚起を実現した

災害リスクのある運送現場

ある物流会社では、広域での配送拠点間のトラック運送を業務として行っていますが、広域ゆえに異常気象といった災害リスクが存在していました。
また運送現場・運行管理における現場管理者・運転者が災害リスクをリアルタイムに把握するのが困難であり、事故の危険性が高まったとしても、現場管理者・運転者がそれを認識しづらい状況でした。
そのため運行管理する上で、災害リスクの検知による事故の危険性を低減させることが課題となっていました。


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0:46:55 運行管理(リスクの検知)

 

災害リスクの検知を行い運行管理・運送現場への注意喚起

ArcGIS であれば、リアルタイムで把握できる防災気象情報を活用できます。
そのため、「広域での運行計画を立てて輸送する際の運行計画上のリスクを可視化・評価したい」、「現場の運転手が災害リスク状況を把握するのは難しいため効率よく把握する方法を検討したい」というニーズに応えられることができます。

リアルタイムな防災気象情報について、ゲヒルン株式会社から防災気象情報(気象庁)を受け ArcGIS で利用可能となっています。なお防災気象情報は当社が提供している防災・減災パッケージ「NADIAct*」でも活用しています。
*「NADIAct」とは、自然災害による企業の損失を最大限低減することを目的として、リアルタイム防災気象情報を連携した、防災・減災のためのクラウド GIS サービスです。

この防災気象情報により、ArcGIS でリアルタイムな状況を地図で可視化して、災害リスクを検知できるようになります。例えば輸送ルート上に大雨注意報の領域がある場合、ArcGIS で大雨注意報を地図で可視化することで運送経路上にある大雨注意報の市区町村を検出することができます。
検出結果をスマートフォンに対してメールにて通知して読み上げることで、運行管理・運送現場に音声・メールでの通知による注意喚起できます。
これにより災害リスクの検知を現場管理者・運転者にすることで、事故の危険性を低減させられます。


水色:雨、黄色:大雨注意報

青色:出発点、緑色:到着点、黄色:大型トラック現在地点、赤色:運送経路

 

運行管理(災害リスク検知)による事故の危険性の低減につながる対応

ArcGIS を利用した防災気象情報の把握により、リアルタイムな状況を地図で可視化できます。したがって配送現場での災害リスクの検知による注意喚起を行うことで、運行管理による事故の危険性の低減につながる対応ができるようになりました。

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