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車両やドライバーの位置情報をGIS上でリアルタイムに可視化

国内

中堅部品メーカー様

課題
分析・負荷の把握・緊急時対応をリアルタイムで行いたい。ドライバーの配送進捗状況をリアルタイムで管理したい
ソリューション
ArcGISを活用することにより車両やドライバーの位置情報を、リアルタイムで可視化することに成功

配送進捗の状況がまったく見えず、悪天候や交通異常発生時のリスク管理ができない


今回ご相談をお受けしましたお客様は、ご相談前は配送ルート・配送エリアを事前にシステム上で決め、その決定された計画に対し車両・ドライバーをアサインするように管理をしていました。

今までの業務では上記の配送計画・管理プロセスで問題なかったのですが、業務拡大に伴い車両・ドライバーの数が増え、日々の管理工数が膨れ上がってしまい現行の管理体制に限界を感じていました。

現行の配送計画・管理プロセス上では、配送の路線は予めシステム上で設定され、ドライバーが物流センターから出ると、実際のトラックの位置や配送の進歩状況などが把握困難な状態となることが課題となっていました。

特に、配送計画時に予測していなかった事態が発生した際に上記の課題の影響が顕著に表れるとのことでした。

急な大雪や交通事故などの緊急事態によって配送が遅れても、状況を管理側が適切なデータを元にリスク管理できないため、状況把握・対応にかなりの時間を費やす必要がありました。

異常発生時の応援の配置や、配送先へのフォローなど即時の対応・管理が難しい状況であり、配送先に対しての品質を落とす原因となっていました。


GISと輸配送管理システムの連携で、配送車両・配送状況のリアルタイム把握へ


また今回のご相談では、地図情報を活用した配送車両の状況把握を望まれていましたが、システムの追加・変更により現場の負担が増えることは避けたいとのことでした。

上記社内課題を解決するため、ArcGIS導入をご提案させて頂きました。

ArcGISの導入にあたり特に重視されていたポイントは、配車車両・配送状況のリアルタイム把握でした。

従来見えなかった、「いま」「どこで」「何を」運んでいて、かつそれがシステム上に存在する計画と照らしあわせてどういう状況なのかを一目で把握できるという点を評価いただきArcGISの導入を決断いただきました。

ArcGISの導入により上記課題の解決と配送車両・配送状況のリアルタイム把握が可能となりました。

さらに、ドライブレコーダーの情報と映像をArcGISと連携することで、路面状況、車両の位置、状態などを確認することもArcGISの機能的に可能です。


ESRIジャパンのGIS動態管理システムとは:データドリブンな物流・配送組織を構築可能


動態管理システムとは、配送車両に搭載したGPSを利用し、リアルタイムで配送車両の位置情報を把握し管理するシステムです。

GPSを利用することで車両の位置情報が分かるだけでなく、例えば運転速度から急ブレーキ等の車両の動きといったデータまで検知・表示が可能です。

そのため配送状況の把握、最適化だけでなく、ドライバーのスキル、リスクの把握や事故の防止にもつながり、中堅~大手企業の物流部門、物流会社様を中心に導入が広がっている注目のシステムです。

ArcGIS のリアルタイム GIS 機能を採用することで、得られるストリーミング データを既存システムに取り込むことが可能となります。

つまり、最新状態を地図上に可視化するだけでなく、システムデータの更新、メールを利用した関係者へのアラート通知など、現場が使いやすく、マネジメント側が分かりやすい、これまでになかったシステムを実現できます。

また、リアルタイムの情報を見える化できるだけでなく、取り込んだストリーミング データに対して、新たな属性の付与、フィールド間の演算、2点の座標情報から進行方向を計算するなどの処理を行うことができます。

さらに、空間条件または属性条件を使用して、条件に当てはまる特定の事象(イベント)や位置を検出し、関心のあるイベントだけにフィルタリングすることもできます。

このようなArcGISの機能をうまく活用することで傾向を把握し、現場に負担をかけずに交通事故や渋滞、突然の豪雪などの緊急事態に対しての適切なリスク管理が可能となります。

 

物流・配送・ロジの課題をGISで解決したい方は、ESRIジャパンにお任せ

物流・配送・ロジ 地図システム 選定.comを運営するESRIジャパンでは、これまでに多くの物流会社様にArcGISを導入し、物流・配送に関する様々な課題を解決してまいりました。

ArcGISを導入することで、配送ルート最適化や配達センターの立地選定、リアルタイムでの車両・道路状況の確認、配達エリア分析・メンテナンスなど、様々な分析・シミュレーションを行うことができます。

「現状の配送管理に課題がある…」「リアルタイムでの配達状況をモニタリングしたい…」
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